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専門医が考えた骨活完全ガイド その1:【栄養編】専門医が教える「骨活」完全ガイド:骨を強くする食事の科学

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専門医が考えた骨活完全ガイド その1:【栄養編】専門医が教える「骨活」完全ガイド:骨を強くする食事の科学

専門医が考えた骨活完全ガイド その1:【栄養編】専門医が教える「骨活」完全ガイド:骨を強くする食事の科学

2025/09/18

専門医が考えた骨活完全ガイド その1:【栄養編】専門医が教える「骨活」完全ガイド

骨を強くする食事の科学

●はじめに:「骨活」は究極のセルフケア

 

「骨活(ほねかつ)」とは、骨の健康を積極的に維持・増進するための活動全般を指す言葉です。

 

骨は私たちの体を支え、内臓を守り、カルシウムを貯蔵する重要な役割を担っています。

 

この骨の健康を生涯にわたって保つことは、活動的で質の高い人生を送るための基盤となります。

 

そして、その骨活の最も基本的かつ重要な要素が、日々の「食事」です。

 

本稿は、科学的根拠に基づき、骨を内側から強くしなやかに育むための食事法を網羅した「栄養編・完全ガイド」です。

 

単なる栄養素の羅列ではなく、美味しく、楽しく続けられる「コツコツグルメ」の神髄をお伝えします。

 

 

●骨の健康を支える栄養素のオーケストラ

 

強い骨は、特定の栄養素一つだけで作られるわけではありません。

 

様々な栄養素が互いに協調し、まるでオーケストラのように働くことで、最高のパフォーマンスを発揮します。

 

 

●主役:骨密度を高める「ビッグフォー」

 

・カルシウム:骨の主材料。不足すれば骨から溶け出し、骨がもろくなります。目標は1日700~800mg。

 乳製品は吸収率が高く手軽ですが、牛乳が苦手な方は、木綿豆腐、納豆、小松菜、ひじき、骨ごと食べられる小魚などを積極的に活用しましょう。

 

・たんぱく質:骨の構造の約半分を占めるコラーゲンの材料。骨の「しなやかさ」を生み出します。不足すると骨密度低下を助長します。肉・魚・卵・大豆製品を毎食取り入れましょう。

 

・ビタミンD:カルシウムの吸収率を高める名パートナー。鮭やさんまなどの魚類、きのこ類に豊富です。また、1日15~30分程度の日光浴でも体内で生成されます。

 

・ビタミンK:カルシウムを骨にしっかりと定着させる「接着剤」の役割を果たします。骨の質を高めるためにも不可欠です。納豆に極めて豊富に含まれるほか、小松菜やブロッコリーなどの緑黄色野菜にも多く含まれます。

 

 

●脇役:骨質を高め、骨を支える栄養素

 

・マグネシウム:骨の弾力性を保ち、カルシウムの働きを調節します。ごま、ナッツ、海藻、玄米などに含まれます。

 

・ビタミンB群(B6, B12, 葉酸)とビタミンC:これらはコラーゲンの質を保ち、骨の弾力性を維持するために重要です。緑黄色野菜や果物、レバー、魚介類などから幅広く摂取しましょう。

 

 

●骨活のための食事戦略:何を、いつ、どう食べるか

 

栄養素の知識を、日々の食卓で実践するための具体的な戦略を紹介します。

 

・「主食・主菜・副菜」をそろえる
これが全ての基本です。毎食、ごはんやパンなどの「主食」、肉・魚・卵・大豆製品などの「主菜」、野菜・きのこ・海藻類などの「副菜」をそろえることで、自然と栄養バランスが整います。

 

・「ちょい足し」でカルシウムアップ
いつもの食事に、骨に良い食材を少し加える工夫をしましょう。

 

・手作りふりかけ:干しエビ、じゃこ、ごまを炒って混ぜ合わせれば、カルシウム豊富な万能ふりかけになります。ごはんにかけるだけで手軽に栄養補給できます。

 

・缶詰の活用:さばやさんま、いわしなどの魚の缶詰は、骨まで柔らかく調理されているため、カルシウムの宝庫です。調理の手間も省け、手軽に一品追加できます。

 

・汁物にプラス:味噌汁やスープに、豆腐、わかめ、小松菜、きのこなどを加えるのも効果的です。

 

 

●骨に良い組み合わせ(フードシナジー)を意識する


栄養素は組み合わせることで効果が高まります。

 

・鮭(ビタミンD)+きのこ(ビタミンD)+牛乳(カルシウム)のクリームシチュー

・納豆(ビタミンK)+しらす(カルシウム)のっけごはん

・小松菜(カルシウム、ビタミンK)+油揚げ(カルシウム、たんぱく質)の煮びたし(油と一緒に摂ることでビタミンKの吸収率アップ)

 

 

●注意すべき食品と習慣

 

・リン、食塩の過剰摂取:インスタント食品、加工食品、スナック菓子はリンや食塩が多く、カルシウムの吸収を妨げたり、排出を促したりします。これらは控えめにしましょう。

 

・アルコール、カフェイン:適量を楽しむ分には問題ありませんが、過度の飲酒やコーヒーの飲み過ぎは、カルシウムの吸収に悪影響を与える可能性があります。

 コーヒーには牛乳を加えるなどの工夫がおすすめです。

 

 

●まとめ:骨活は、美味しく、賢く、継続的に

 

骨を強くするための食事は、特別なものでも、我慢を強いるものでもありません。日本の伝統的な和食は、魚、大豆製品、野菜、海藻をバランス良く含んでおり、実は非常に骨活に適した食事スタイルです。日々の食卓に少しの知識と工夫を加えることで、食事を楽しみながら、未来の自分のための「骨貯金」を着実に増やしていくことができます。それが「コツコツグルメ」が提案する、最も賢く、持続可能な骨活なのです。

 

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コツコツグルメ
神奈川県川崎市高津区梶ケ谷3丁目16-14
FAX番号 : 044-948-5292


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