季節の変わり目の不調は骨の"サビ"つきサイン?「酸化ストレス」から骨を守る食事術
2025/09/30
季節の変わり目の不調は骨の"サビ"つきサイン?
「酸化ストレス」から骨を守る食事術
9月も今日で終わり、暦の上だけでなく、肌で感じる空気もすっかり秋めいてきましたね。朝晩の涼しさに心地よさを感じる一方、日中はまだ汗ばむ陽気が続くこの時期。皆様、体調にお変わりはありませんか?
実は、こうした季節の変わり目の「寒暖差」は、私たちが自覚している以上に体に大きなストレスを与えています。そしてその影響は、だるさや肩こりといった不調だけでなく、私たちの体を支える大切な「骨」にまで及んでいる可能性があるのです。
今回は、この時期特有の不調の正体と、それが骨の質を低下させる「酸化ストレス」にどう繋がるのか、そして今日からできる対策について詳しく解説します。
●なぜだるい?「寒暖差疲労」が引き起こす体のストレス
「なんだか体が重い」「すっきり起きられない」といったこの時期の不調は、「寒暖差疲労」かもしれません。私たちの体は、体温を一定に保つために自律神経が常に働いています。
しかし、一日のうちで気温差が7度以上あるような日が続くと、自律神経は体温調節のために何度もアクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)を急激に切り替えることになり、エネルギーを過剰に消費して疲弊してしまいます 。
この自律神経の乱れが、全身の倦怠感や頭痛、めまい、気分の落ち込みといった様々な不調を引き起こすのです 。そして、このような心身への継続的なストレスは、体内で「活性酸素」を過剰に発生させ、体を内側から錆びつかせる「酸化ストレス」という状態を招く一因となります 。
●骨の強さは密度だけじゃない!酸化ストレスが「骨質」を劣化させる
骨の健康というと、カルシウムの量を示す「骨密度」を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、本当に強い骨のためには、もう一つ「骨質」という要素が極めて重要です。
骨を鉄筋コンクリートの建物に例えるなら、カルシウムは「コンクリート」、そして骨の約30%を構成するコラーゲンは、しなやかさを生み出す「鉄筋」の役割を担っています 。いくらコンクリートが十分でも、中の鉄筋が錆びてボロボロでは、建物はもろくなってしまいますよね。
酸化ストレスは、まさにこの「鉄筋」であるコラーゲンを直撃します。過剰に発生した活性酸素は、良質なコラーゲンを酸化させて変性させ、そのしなやかな構造を破壊してしまうのです 。錆びついた鉄筋のように、弾力性を失った骨は、骨密度が高くても衝撃に弱く、ささいなことで骨折しかねない、もろい状態になってしまいます。
加齢や生活習慣病による酸化ストレスは、骨のコラーゲンに異常をきたし、骨強度を低下させることが指摘されています 。
【今日の骨活トリビア】
酸化ストレスから体を守るには、体内の"サビ止め"として働く「抗酸化物質」を積極的に摂取することが有効です。代表的なものに、ビタミンCやビタミンE、トマトのリコピンやブルーベリーのアントシアニンといったポリフェノール類があります。
これらは色の濃い野菜や果物に多く含まれています。日々の食事に彩りを豊かにする意識を持つことが、骨のアンチエイジングに直結するのです。
実際に、抗酸化作用を持つビタミンCの投与が、骨量減少を抑制したという研究報告もあります 。
【今日の一日一骨】
季節の変わり目を健やかに乗り切るために、今日は食事に一品、色の濃い野菜や果物をプラスしてみませんか?
例えば、コツコツグルメでご紹介している「彩りちらし寿司」は、まさに理想的な一品です。
桜海老の赤、菜の花の緑、錦糸卵の黄など、様々な色の具材を使うことで、多種多様な栄養素と抗酸化物質を一度に摂ることができます。
さらに、お酢に含まれるクエン酸や、レシピで使われているマルトビオン酸カルシウムの「マルトビオン酸」には、カルシウムをはじめとするミネラルの吸収を助ける働きも期待できます。
美味しく楽しみながら、体の内側から骨の酸化を防ぎ、季節の変動に負けない体づくりをしていきましょう。
今日もコツコツ頑張りましょう。
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コツコツグルメ
神奈川県川崎市高津区梶ケ谷3丁目16-14
FAX番号 : 044-948-5292
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