ハロウィンのお菓子と骨のちょっと怖い（？）関係

金井です。街はかぼちゃやオバケの飾りで賑わい、明日はハロウィンですね。子どもたちが「トリック・オア・トリート！（お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ！）」と訪ねてくる、楽しいイベントです。

 

しかし、この時期に増える甘いお菓子（Treat）の食べ過ぎには、骨の健康にとって、ちょっとした注意（Trick）が必要です。実は、糖分の摂りすぎは、骨の健康に少し怖い影響を及ぼす可能性があるのです。

 

イベントを楽しむ時は思いきり楽しみつつ、骨のことも少しだけ気遣ってあげる知識を持っておきましょう。

 

【今日の骨活トリビア】

甘いお菓子が骨に与える影響は、主に二つあります。

 

一つは、カルシウムの排出です。お砂糖を一度にたくさん摂ると、それを代謝するために体内のカルシウムが消費され、尿として排出されやすくなってしまいます。また、スナック菓子や清涼飲料水に多く含まれる「リン」も、摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げる原因になります。

 

そしてもう一つ、さらに怖いのが**「糖化」による骨質の劣化**です。

 

体内で過剰になった糖分は、骨の鉄筋役であるコラーゲンなどのタンパク質と結びつき、「AGEs（終末糖化産物）」という老化物質を作り出します。このAGEsが骨のコラーゲンに蓄積すると、骨のしなやかさが失われ、もろく折れやすい状態になってしまうのです。

 

これは骨の「焦げ付き」とも言える現象で、骨粗しょう症のリスクを高める一因となります。

 

甘いものは心の栄養にもなりますが、骨のためには「ほどほどに楽しむ」のがコツですよ。

 

 

【今日の一日一骨】

今日は、もし甘いものを食べたら、その分、骨に良い栄養を食事でしっかり補給することを意識してみましょう。お菓子で失われがちな栄養を、美味しい食事で取り戻してあげるのです。

 

コツコツグルメの「鶏もも肉とチーズの和風クリーム煮」は、そんな日にぴったりの一品です。鶏肉からは骨のコラーゲンの材料となる良質なタンパク質が、チーズやクリームからは骨の主成分であるカルシウムが豊富に摂れます。

 

楽しいイベントと健康的な食生活。この二つを上手に両立させることが、毎日を元気に過ごす秘訣です。

 

 

今日もコツコツ頑張りましょう。