歯が減ると骨も減る?骨粗しょう症と「歯周病」の深い関係
2025/11/17
歯が減ると骨も減る?骨粗しょう症と「歯周病」の深い関係
金井です。朝晩の冷え込みと日中の暖かさ、寒暖差が大きな日が続きますが、体調はいかがですか。風邪など召されていませんでしょうか。
さて、私たちが「骨活(こつかつ)」という言葉を聞くと、多くの場合、背骨や足の付け根、手首といった全身の骨をイメージされると思います。
しかし、骨活の非常に重要でありながら見落とされがちな分野があります。それは「お口の健康」です。
実は、「骨粗しょう症」と「歯周病」には、深く、そして相互に影響し合う関係があることが、近年の研究で次々と明らかになってきています。
歯周病は、単に歯ぐきが腫れる病気ではなく、最終的に歯を支える「あごの骨(歯槽骨)」を溶かしてしまう恐ろしい病気です。そして、その影響はお口の中だけにとどまらないのです。
【骨粗しょう症が「歯周病」を悪化させる】
骨粗しょう症は、全身の骨がもろくなる病気です。当然、歯を支えているあごの骨も例外ではありません。
全身の骨密度が低下している方は、あごの骨も密度が低く、弱くなっている可能性が高いです。このような「地盤が弱い」状態のところに、歯周病菌による攻撃(炎症)が加わるとどうなるでしょうか。
健康なあごの骨であれば耐えられたかもしれない炎症のダメージに耐えきれず、骨の吸収(溶けるスピード)が急速に進んでしまいます。
つまり、骨粗しょう症という全身の「土台」の問題が、歯周病という局所的な「火事」の勢いを強め、鎮火を困難にしてしまうのです。
【今日の骨活トリビア】
この二つの病気の関連性は、「双方向」である点が重要です。
ある研究では、骨粗しょう症の人はそうでない人と比較して歯周病が進行しやすく、結果として歯を失うリスクが高いことが報告されています。
さらに怖いのは、その逆のルートです。歯周病は、お口の中の慢性的な「炎症」です。
この炎症によって生み出される様々な炎症性物質が、歯ぐきの血管から全身の血流に乗って巡ることがわかっています。
これらの物質が、全身の骨の新陳代謝(リモデリング)に悪影響を与え、骨を壊す「破骨細胞」の働きを過剰に活性化させてしまう可能性が指摘されているのです。
つまり、お口の中の慢性的な火事が、全身の骨に「火の粉」を飛ばし、骨粗しょう症の治療効果を下げてしまう可能性があるのです。
お口のケアは、お口の中だけの問題ではなく、まさに全身の骨活にも直結する重要な習慣と言えます。
【今日の一日一骨】
健康な歯と骨を保つことは、生涯にわたって美味しい食事を楽しみ、豊かな人生を送るための基盤です。
今日は、いつもの歯磨きを少しだけ丁寧に行い、歯ぐきの状態(出血や腫れがないか)もご自身でチェックしてみましょう。
そして、定期的な歯科検診は、お口の健康だけでなく、全身の骨を守るためにも非常に重要です。
もちろん、食事から歯と骨の土台となる栄養素をしっかり摂ることも忘れてはいけません。歯も骨も、その主成分はカルシウムであり、その土台はタンパク質(コラーゲン)でできています。
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今日もコツコツ頑張りましょう。
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