忘年会シーズン到来。お酒と「骨」の上手な付き合い方

金井です。12月最初の週末、皆様いかがお過ごしですか？

 

カレンダーには「忘年会」や「クリスマスパーティー」の予定が入り始めている方も多いかもしれませんね。一年を労う楽しいお酒の席は、心の栄養補給には欠かせない時間です。

 

しかし、整形外科医として少しだけ釘を刺させてください。

 

実は、「飲みすぎ」は、骨の美容と健康にとって大敵なのです。

 

「お酒と骨」の意外な関係を知って、美しさと健康を保ちながら、賢く年末を乗り切りましょう。

 

 

【今日の骨活トリビア】

アルコールが骨に与える影響は、主に3つのルートがあります。

 

カルシウムの排出（利尿作用）： お酒を飲むとトイレが近くなりますよね。アルコールには強い利尿作用があり、体内の水分を排出します。

 

この時、水分だけでなく、血液中の大切なカルシウムも一緒に尿として排出されてしまうのです。

 

・カルシウム吸収の阻害： アルコールは、腸からのカルシウム吸収率を低下させます。

・ビタミンD活性化の妨げ： 摂取したビタミンDは肝臓で活性化されて初めて効果を発揮しますが、肝臓がアルコールの分解にかかりきりになると、この活性化作業が後回しにされ、骨作りが滞ってしまいます。

 

つまり、大量のお酒は「カルシウムを逃がし、吸収を邪魔し、利用できなくする」というトリプルパンチになりかねないのです。

 

 

【対策：和らぎ水（やわらぎみず）】

そこでおすすめしたいのが、日本酒の世界で古くから伝わる**「和らぎ水」**という知恵です。

 

お酒を飲むときは、お酒と同量のお水を合間に挟んで飲みましょう。

 

これにより、アルコール濃度が薄まり、脱水を防いでカルシウムの排出を抑えることができます。

 

また、お口の中がリセットされ、お料理もより美味しく味わえますし、翌日の二日酔いやお肌の乾燥対策にもなります。

 

 

【今日の一日一骨】

お酒を嗜む時は、肝臓と骨をいたわる「おつまみ選び」も重要です。 スナック菓子や揚げ物ではなく、骨の栄養になるものを選びましょう。

 

おすすめは、「木川屋本店のいわしの佃煮 with コツコツグルメ」です。

 

創業明治44年の老舗「木川屋本店」とコラボしたこの商品は、頭から尻尾まで丸ごと食べられる柔らかさが自慢。

 

甘辛い味付けはお酒のアテに最高ですが、何よりすごいのがその栄養価です。

 

これ一袋で、なんと1日分のビタミンDを摂ることができます。

 

さらに、カルシウム、DHA、EPAも豊富。

 

「美味しいおつまみで飲みながら、実は骨活もできている」。そんな賢い選択で、楽しい年末をお過ごしください。

 

 

今日もコツコツ頑張りましょう。

 

 

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