【整形外科医監修】クリスマスはチキンだけじゃない！フライパン一つで骨を強くする「Xmasアクアパッツァ」

こんにちは。整形外科医の金井です。今日は12月24日、クリスマスイブですね。

 

街はイルミネーションに彩られ、スーパーには色とりどりの食材が並んでいます。

 

今夜の食卓、メインディッシュはもうお決まりでしょうか？

 

クリスマスといえばローストチキンやフライドチキンが定番ですが、「カロリーが気になる」「胃もたれしそう」というお声も診察室でよく耳にします。

 

そこで今週のコツコツレシピは、**「ヘルシーなのに豪華に見える」**魚介のメインディッシュをご提案します。

 

フライパン一つ、たった10分ほどで作れる本格イタリアン**「タラとブロッコリーのXmasアクアパッツァ」**です。

 

赤と緑のクリスマスカラーが美しく、骨に必要な栄養がすべて詰まった一皿をご紹介します。

 

 

【なぜ骨活に「アクアパッツァ」？医師が勧める3つの理由】

アクアパッツァは、魚介類を水や白ワインで煮込むイタリア・ナポリの郷土料理です。

 

実はこの料理、私たち整形外科医から見ても、骨を強くするために非常に理にかなった調理法なのです。

 

●1. タラの「ビタミンD」で吸収率アップ

冬に旬を迎えるタラ（鱈）は、低脂肪・高タンパクで消化に優しいお魚です。

さらに、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。

 

●2. ブロッコリーの「ビタミンK」で骨に定着

付け合わせのブロッコリーには、取り込んだカルシウムを骨に定着させる働きを持つビタミンKが含まれています。

 

●3. アサリの「カルシウム」を丸ごと摂取

煮汁に溶け出したアサリのカルシウムやミネラルを、スープとして余すことなく摂取できます。

 

つまり、この一皿で骨作りには欠かせない**「カルシウム・ビタミンD・ビタミンK」**の3大要素を網羅できるのです。

 

【フライパン一つ！タラとブロッコリーのXmasアクアパッツァ】

難しそうな名前ですが、調理器具はフライパン一つだけ。

切り身を使えば、包丁もほとんど使わずに作れます。

 

●材料（1人前）

・生タラ：1切れ ・あさり（砂抜き済）：50g ・ブロッコリー：3房 ・ミニトマト：3個 ・ニンニク：1/2片

＜調味料＞ ・オリーブオイル：大さじ1 ・水：50ml ・酒（または白ワイン）：大さじ1 ・お料理カルシウムプレミアム：大さじ1/2

 

●作り方

1．フライパンにオリーブオイルとみじん切り（またはスライス）にしたニンニクを入れて弱火で熱し、香りを立たせます。

2．タラを入れ、皮目から香ばしく焼きます。

3．タラの周りに、あさり、ブロッコリー、ミニトマトを並べ入れます。

4．水、酒、そして**「お料理カルシウム」**を加えます。

5．蓋をして弱火で約5分蒸し煮にします。

6．あさりの口が開き、ブロッコリーに火が通ったら、仕上げに煮汁を全体に回しかけて完成です。

 

【医師が教える「美味しさ」の科学】

今回のレシピの隠し味は、最後に入れた**「お料理カルシウム」**です。

 

「魚料理にカルシウムの粉？」と思われるかもしれませんが、実はこれがプロの味に近づける秘訣です。

 

水と油は本来混ざり合いませんが、カルシウム粉末が仲介役となることで、オリーブオイルと煮汁が綺麗に混ざり合う**「乳化」**という現象が起きます。

 

これにより、サラサラだった煮汁が、とろりと白濁した濃厚なソースに変化します。

 

さらに、カルシウムには魚特有の臭みを吸着する働きもあるため、魚介の旨味だけが凝縮された上品な味わいに仕上がるのです。

 

赤（トマト）、緑（ブロッコリー）、白（タラとソース）のコントラストは、まさにクリスマスの食卓にぴったり。

 

チキンも素敵ですが、今年は「骨活イタリアン」で、体の中から健康になるクリスマスを過ごしてみませんか？

 

作ってみた感想や、「美味しかったよ！」などのコメントもぜひトークで送ってくださいね。

 

メリークリスマス！

 

今日もコツコツ、骨活を頑張りましょう。

 

 

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